主婦ブロガーとして活動していたこともあり、「食材を買う時に気を付けているポイントはなんですか?」という質問を受けることが多々ありました。
食費の節約について

毎月の食費って人によって本当に幅広いと思います。
家族の人数・食べる量から始まり、野菜を自分で作っている場合や、逆にいただける環境にある人、すべて購入して生活している人。
オーガニックや食材、調味料にこだわりがある人etc…
お金をかけようと思えば、どこまででもかけれるのが食費!
食べることは基本なので、食費に関してあまりストイックに節約はしていません。ただ、これから子ども達の成長とともに、食費は確実に増えるのは確実。
男の子がどの程度食べるのかは分かりませんが、食べる量が半端じゃない!って言いますよね・・・。実はちょっとこわいです。笑
食費を節約するのに効果的な方法
結論からいうと、食費を抑えるのに重要なポイントは買い物の仕方と調理法だと思っています。
節約すると言っても食べないわけにはいかないし、私は我慢するのが大の苦手。
食べたいものは食べたいっ!
私の中で、量が足りないというのは絶対にありえないことで、子ども達にはお腹がはち切れるくらい食べて欲しいと思っています。笑
最近でこそ、それなりに自分のスタイルが出来上がっていますが、自分で料理をするようになったばかりの頃は、食べる量が把握できず食材を無駄にすることも多かったです。
それに妊娠中や子ども達がもっと小さかった頃は移動手段が限られていたので、なるべく週に1回まとめて買いたい!という思いからついつい買い過ぎて食材が上手く使いこなせず・・・結果的に無駄にしまうこともありました。
買い物の仕方

買い物の仕方は食費に良くも悪くも直結すると思っていて。
私の個人的なこだわりは、野菜・お肉・魚などなるべく国産のものを選ぶようにしています。
昔は節約=食費を抑えるという考えが強かったので、調味料などは迷わず安いものを選んでいましたが、今では少しこだわりを持って選んでいます。
この記事で調味料について書いています。

他には、マーガリンではなくバターを選ぶようにしたり

そこまで金額に大きな差がなければオーガニックのものを選んだり。
こだわるとキリがないし、我が家の場合は現状そこまで揃えることができないので、自分がどうしてもココだけは気を付けたい!という部分はケチらずにいようと決めてます。
そのかわり、抑えられる部分は抑えよう(抑えたい)のでね。
どんなことに気をつけて買い物をしているかというと・・・・
消費できる分だけ買うこと!
ただ、これだけです。
これが簡単なようで案外難しい。
とくに時間がない時には、頭が回らなくてドンドン買い物かごに入れちゃったり・・・。
それに私の場合はどうも、食品を買うことでストレス発散してる節があるのです。
買い物したものを無駄なくすべて使いこなせているか。
たくさん買っても最後まで使いこなせていればそれは無駄ではありません。でも買い過ぎてしなびてしまった野菜、賞味期限を大きくオーバーしたもの ありませんか?
お金を捨てているのと同じですよね。いや…実際はそれ以上に問題かも。
その上、問題なのはたくさん買った食材です。家に帰って冷蔵庫なり棚に入れますよね。扉を開けると食材がギュウギュウに詰まっている。
奥の方で一度も手を付けられることなく賞味期限を迎える食材たちがいるかもしれません・・・。
買い物する量が少なかったり、買ってすぐ下処理するなりの管理ができれば、そんな心配はなく常に新鮮な状態で冷蔵庫内の食材がクルクルと常に回転している状態。
我が家は3人(私と小学生の子ども2人)なので、ものによっては割高でも数日で使い切れる1/2カットのような量の少ない方をあえて選ぶこともあります。食材は日持ちしないものも多いし、無駄に食べなくてはいけない羽目になったりと結果的にもったいない状態になるので、食費節約を目指す上で食材管理はとても大切だと思っています。
調理法

料理の手際がよかったり、節約上手な人が当たり前のように持っているスキルが調理法の多さだと思うんですよね。
レパートリーを増やす
私たちは、毎日何回かの食事を取りますが、普段私たちが日常で食べる食材って種類が知れています。とくに全国チェーンのスーパーではどこも同じような食材が売られている。ただそれらを調理の仕方・味付けを変え食事を楽しんでいるわけですよね。
そう考えると、普段自分がスーパーで手にとる野菜やお肉・魚も大体似たようなもののはずです。あまりにも偏りがあっては心配ですが、そうでなければきっと神経質にならなくともきっと大丈夫ではなでしょうか。
特別なものを買わなくとも、旬の食材や特売の野菜でも十分楽しめるはずです。



食費を意識して生まれるいいこと
買い物の方法を意識するのはただ単に、自分の家の食費が減るだけではないんですよね。
食品ロス
日本だけで食品ロスは年間約643万トン
これを国民一人に換算した場合、1日にお茶碗1杯分のお米に相当します。年間で考えると一人当たり約51㎏無駄にしている計算です。
食べること・売っていることが当たり前すぎて、少し粗末に考えすぎではだろうか・・・と思うことも。ただ、私たちはそういう環境で育ってきたので、もっと感謝の気持ちを持たなくてはいけなないと言われても、本当の意味で理解することは難しいかもしれません。
それでも食品ロスの現実を意識するだけで、自分の普段の買い物を気を付けたり、子ども達に対しても食べ物の大切さを教えるキッカケになるのではないかと思います。