こんばんは!Izumiです。
昨日、一昨日と大学のスクーリングに行ってきました。教室に入ってきた講師の先生が見るからに人の良さそうな、穏やかそうな方で。
身体から滲み出る「いい人感」
隣に座っていた生徒さんと「人の良さそうな先生だね〜」なんて喜んでいた。きっと、教室にいる誰もが同じことを思ったであろう。
しかし、開始10分でその言葉を撤回することになる。笑
人は人のどの部分を見て判断するのか
これまでいくつかのスクーリングに参加してきたけれど、時間配分のハードさで言ったら1位、2位を争うレベル。
息をつく間もないような、トークが9時間×2日間。大体、2日間で対面講義をしようというのが無理があるんだけども。
真面目な先生なんですよね。なるべく沢山のことを生徒に教えようとした結果こうなっただけの話。先生の体力に感心するばかり。
で、私はどうなったかというと1日目、開始2時間程度で耳に栓をした。
でね、よく考えてみると今回の講師に限らず、一見「優しそ〜な、人当たりの良さそ〜な」人こそサラっと無理難題を出してくるような気もする。
スクーリングは基本2日連続で、朝から夜(夕方近く)まで開講される。そして、ほとんどのスクーリングで2日目の最終時間に終了試験が行われることになっている。
修了試験は1時間と決まっていて、大概がレポート形式。試験開始と同時に試験内容が発表され、1時間で書き上げるスタイルなのだけれど、これがなかなかハード。テーマ数と文字数は先生によってさまざまだけれど、大概1600字が目安なような気がする。
寸前に出された課題に対して瞬時に1600字を求められることもそうだし、もちろん手書きなので筆圧の強い私は腱鞘炎寸前。
ただ、これはまだ平均的なもので、涼しい顔と優しい口調で鬼のような試験を出してくる人もまれにいる。そのレポートにより評価が決まるので適当には書けないし、文字数が足りなければ減点となるのでとにかく必死に仕上げるしかない。
厳しそうに見える人ほど意外と優しい?
以前、法学のスクーリングに出た時のこと。
これまた見た感じは優しそうな男性講師。しかしこの時もまた違う意味で驚くことになる。
この日も2日連続スクーリング。この日はキャンパスではなく名古屋市内のとあるビルの一室でスクーリングが開講された。
このビルの地下は駐車場になっていて、私はいつもこの地下駐車場に車を停めることにしている。しかし、2日目は同じビル内でなんだかの試験が行われていたようで、駐車場が満車になっていた。さらにその辺り周辺の平面パーキングもすべて埋まっている。
結局、少し離れた住宅街に紛れてある平面駐車場を発見し、そこに停めたけれど確実に間に合わない時間になっていた。
1日目のスクーリングで遅刻してきた人たちに対し、講師の先生がチクりと指摘している姿を見ていたので、焦る焦る。
しかもその指摘がね、表情一つ変えないでさらりとブラックジョークを吐く感じで、独特なのよ。
結局2分程度遅れた私。
案の定、すでに始まっているようだ。。扉を開けた瞬間、先生とぱちりと目が合う
私:スミマセン…遅れました…
[chat face=”man2″ name=”講師” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]○○○~・・・・
(特に何も言わず話を続けている)[/chat]
私:(はぁ、よかった。なにも言われなかった) 席に着く。
はぃぃぃヽ(;▽;)ノ
ギャー!静かに怒ってるーー!ヽ(;▽;)
しかも授業中めっちゃバジバジ当ててくるし。
これはやばい(涙)
成績にもろ響くわ。。と思ってビクビクしてたんだけど、返ってきた成績はまさかの「S」
最高評価ですよ。
なんだよぉ。あんなこと言いながら先生めっちゃ優しいじゃんと思った。いや、、、でもある意味でサド的なのか。。
^(#`∀´)_Ψ ←(予想:先生の心の中)
このように、予想と全く違う結果で返ってくることもあれば、優しそうな、高評価が得られそうなクラス・講師・教授こそ厳しい結果で終わることも。同じスクーリングに出た人に聞いても同じように感じている人がいるので私だけが思っているわけではないはず。。。
人を見る時の判断基準
これは個人的な考えなんですが、人を見る時に大きく分けて3つの段階に分けられると思うのです。
【第1段階】自分の中のイメージを作る段階
この段階では相手を初めて見るわけだから、視覚からの情報だけで相手がどんな人なのかを想像します。
優しそう、怖そう、楽しそう、真面目そう…顔の作りやその人の雰囲気、持ち物や服装など目で見たものを基に相手を判断する段階。
【第2段階】自分の中でのイメージをさらに深めていく段階
続いて、実際に相手が話しているのを聞く段階。相手の声のトーンや話し方、話す速さや使う言葉には「個性」がでますよね。
特に声の大きさや、話す速さ(ゆっくり・早口)はその人を印象付ける大きなポイントになる気がします。
ちなみに、私は完全に早口。自分で結構意識していないと、どんどん早口になってしまって。とくに興奮したりすると、もう自分で何を話していたか分からなくなるくらい早口(笑)直したいんですけどねぇ・・・
ゆったりと優しく話す方にものすごく憧れています。
【第三段階】イメージと現実をすり合わせていく段階
実際に、その人と話して関わりを持つ段階
イメージというのは実に主観的で、感覚的。なんとも勝手で失礼だと思いながらも、やはり勝手に相手をイメージし想像してしまう。
とくに実際に会ったことはないけれど、なんだかの情報を少し知っている場合はとくに、自分の中の勝手なイメージが出来上がってしまっている気がします。
そこで、自分の中のイメージと実際の相手が違った場合、ギャップが生まれたり、思っていた人と違った(いい意味でも、悪い意味でも)ということになると思うのです。
なぜ人は想像するのか。
人が人に抱くイメージなんて実に勝手なものです。なぜ人は色々と想像したり、人に対して一定のイメージを持つんでしょうかね。
んーー。わからんな。
これについてはまた考えて自分なりの考えが見つかったら呟こうと思います。
まとめ
人は見た目が9割というのはあくまで第1段階のイメージで、深く関わらない状態、つまり最初の掴みの段階では徳を掴むし、当たり障りない(もしくは限定的な)付き合いならば、とても重要なポイントとなるけれど、結局そんなものは表面的に過ぎない。
自分をキチンとした人間に見せたい場合や見た目が結果を左右させる場合において、しっかりと作り込む必要があるのだろうけど深い付き合いになるほど、視覚からの情報はあまり重要なポイントではないということになる。
でも悪気無く大概の人は見た目で判断したり、イメージを作ると思うのです。
なんにせよ、知らない人を見て分かる初めの掴みになる部分でもあり、インパクト大なのは間違いない。
でも、そんな目に見えるものばかりで判断しようとすると痛い目に合うかもしれないというお話でした。笑
読んでいただきありがとうございました❁