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【#5不登校日記】小学校6年の1学期どんな感じだった?

毎日暑くてゲッソリしているのになぜか食欲だけは落ちません。どうも、アラフォーシングルマザーのIzumiです。

我が家には中2と小6の息子がいるのですが、うちの次男は小2の頃から不登校傾向にあります。

今年に入ってからブログで「実は、うちの子不登校なんです」的な記事をいくつか書いてきました

今の私の率直な気持ちとしては、小学校生活最後の1学期がもう終わってしまったという感じです

中学とかもう悩みのたねでしかないのよ・・・

結論を先に言っちゃうと1学期の初めはわりと順調でした。とはいえ、遅刻+早退+送迎付きの3コンボなんですけどね。

ただ、後半に向かうにつれ「ぶり返し」らしき感じがやってきて・・・なんとかやり切った1学期ッッ!!という感じです。

Izumi

不登校も山あり谷ありですね

ちょうど今夏休みなので節目的な感じで不登校気味の子どものこととか、今考えてる頭の中のことをつらつらと書いていきます。

目次

小学校生活最後の1学期の様子

お花見中の息子たち(花より団子)

早いもので今年から6年生です。そう、小学校最後の年です。

過去の記事で触れたかもしれませんが、次男くん5年生の後半から学校へ行く頻度が爆上がりしていました。

その理由は主に2つ

  • お気に入りの先生の登場
  • 不登校傾向にある同級生の影響

掘り下げた話は別の記事で詳しく書きたいので、今はさらっと触れるんですが「人って環境でこんなにも変わるんだな」ってことが身に染みた出来事でした。

不登校になったばかりの頃は学校が敵みたく感じていた時もあったんですが、長い長い不登校期間の中で柔軟な対応が受けられるようになったことが大きかったように思います。

あとは②の次男と同じように不登校傾向にある同級生の子の影響も限りなく大きいです。学校へ足が向きずらい同士、分かり合えるものがあったのかもしれません。

ただこれに関しては良い面だけでなく、難しさも感じたりしました。

Izumi

話が逸れちゃうので別の機会に話しますね

始業式

新しいクラスになるというのは不登校児でなくてもドキドキするものですよね。友達と同じクラスになれるのか、担任の先生は誰になるのか。

もちろん、不登校傾向にある次男はその影響を強く受けました。

というか彼の場合、担任ではなく5年生で大変お世話になった「大好きな先生が転任してまうかもしれない」という可能性が不安に繋がりました。

実際に春休み中は「担当の先生が誰になるのか」とか「大好きな先生がいなくなったらどうしよう」とそればかりで。不安すぎて6年生になりたくないと泣き出すほどでした。

Izumi

せっかくいい感じの流れになってきたのに「また振り出しか・・・」

そんな風に思っていたんですが、私の予想に反し始業式から学校に行き始めました。

大好きな先生(以降、T先生とします)が4月からもいるのか確かめたかったのも理由かもしれません。←居てくれて本当ーによかった(´;ω;`)ウッ…

学校での過ごし方

5年生は別室教室といって、ほとんどの時間を空き教室で過ごしていました。

先ほどから話に出てくる「大好きなT先生」と「学校へ足が向きづらい同級生の子」と3人で楽しい時間だったようです。

ちなみに出られる授業(次男の場合は図工)のみ皆と同じクラスで授業を受けるという配慮をいただいていました。

Izumi

とはいえ、登校しても午前の短時間(2~3限)のみで給食を食べ掃除をして帰るのが流れ(私の送迎あり)

6年生に進級してT先生がいるとわかって安心したのもつかの間。

新年度からT先生は以前より出勤日数が減ったこと+別の子どもたちもみなくてはいけないので、次男は以前のような別室登校をすることが難しくなってしまいました

正確には空き教室は使えるけど、その場合は一人で過ごす必要が出てきたという感じです。

1学期からクラスで授業を受ける

6年生の1学期が始まってすぐ、次男も同級生の子とクラスで授業を受けることが増えました。彼なりに不安や葛藤があったと思いますが、勇気をもってよく頑張りました。

初めの頃は抵抗感の少なそうな道徳や体育などから始め、徐々に出られる教科や時間を増やしたような感じです。

そのうち理科の実験や社会の授業にも出るようになりテストも数回ですがやりました。

Izumi

流れで受けた社会のテストが高得点で少し自信を得たようです。
やっぱり「自分にも出来る」って経験は大事なことだよね

とはいえ、どうしても学習面で遅れがあるので教科によってはみんなと同じ授業に同じスピードで付いていくことが難しい(できたとしてもやりたくない)ものが多々あります。

かといって一人で別教室にいるのも難しいので、そういった場合は教室でみんなが授業している中、市販のドリルや学校のタブレットで別の勉強をして過ごしているようです。

そんな感じで「このまま自然と教室に馴染むかな~」と淡い期待をもっていたのですが、現実はそう甘くはないですね。

ぶり返し?

数年前と比べると学校へ向く足取りが軽くなったのは私の目から見ても明らかでした。

ただ、6年生になり5年生の時に唯一出られた図工に拒否感が出始め「図工嫌い・・やりたくない」といったり、掃除の時間を嫌がるようになって早く迎えに行くことが増え始めました。

Izumi

次第に他の授業にも影響してきて、学校に行く足が重くなるという負の連鎖。

こういうことが続くとさ、辛いわけですよ。

長いトンネルの先に外に繋がる光が見えたと思ったら、実はただの蛍光灯の明かりでしたー(はい残念!みたいなオチ。そんな感じの絶望と気力を吸い上げられてく感じね。

毎朝毎朝「なんでーーーーorz」と叫びたくなったり「理解できん・・なんでよ・・」と頭を抱えたくなったり胸がザワザワするわけですね。

Izumi

これの難しいところは聞いても子どもはハッキリと伝えられない(表現が難しい)ところにある

これは後からわかったことですが、複数の先生を介して話を聞くことで理由?要因みたいなものが何となくわかりました。

我が子のつまずきポイントを理解する面では色々な立場の先生と関わりを持つことは大切ですね。

終業式

終盤は疲れが出たのか、1限のみ授業に出ては帰るというような日も増えていましたが、終業式近くになるにつれ元気が戻っていきました。

とにかく朝が起きられないので、終業式などの朝早くから学校に行かなきゃいけない日はハードルが高い。でもプールの授業が大好きでそういう時は謎に早起きで行動が早かったりする。←多分あるある

そして心配していた終業式ですが、早く起き通常の時間に登校し集団下校で帰ってきました。

Izumi

これは間違いなくこれまで何度か下校に付き合ってくれたT先生のおかげ(泣)

通知表にある欠席欄をみると、なんと1学期の欠席数はたったの7日

うち2~3日は風邪を引いて休んだので、実質片手で収まるほどの欠席数で一学期を終えました。

※何度も言ってますが、ほぼ毎日遅刻早退ではあります。

不登校児の夏休み

次男の希望で行ったマイクログタカフェ

夏休み、ものすんごい張り切っております。この記事を書いているのがもう夏休み後半なので何となく寂しげですが・・

これは子どもが不登校になって初めて分かったことですが、不登校児も夏休み(冬休み)は嬉しいということです。

学校行ってないなら、休みでもそうじゃなくても一緒じゃん?って思ってたんですがやっぱり頭や心で「学校に行けていない(休んでいる)罪悪感」みたいなものがあるんだと思うんですよね。

夏休みなら当然みんなも休みなわけで、

堂々と休めるという感覚なんじゃないでしょうか。

Izumi

やっぱり子ども自身葛藤してるんだよね

夏休みの宿題

勉強は好きではないですが、根が真面目なのか、やらなきゃいけないものと思っているのか夏休みの課題はしっかりやります。

夏休みの課題

日誌以外にも、漢プリ、計ド、自由研究、読書感想文、ポスター、料理など今年も山積みですが、なんとか無事やり終えました。

最初は本人にやる気があるんですが、当然時間の経過とともにモチベーションが下がってくるので「やりたくない~」とか不機嫌そうな顔とか態度の時も全っ然あります。

自由研究
自由研究の様子

当然こっちは仕事に加え休み中は家事が増えるので当然のようにイライラしてくるわけですが、ここは踏ん張り時。

Izumi

なんで親の方が必死なの?って思ったりするけどね

いいんです。

宿題をしていない=新学期学校に行きたくない

という最悪の構図を避けるために全力で頑張るのです。(やる気にさせるために色々手を打つ)

ほかっておいても勝手にやる(やれる能力のある子)は放置して様子を見るのもありだと思うんですが←長男はこのタイプ

助けを必要とする子に何も手を差し伸べないで突き放したり、根性論で攻め立てるのは個人的に違うと思うので、親子で一緒にやって、結果「できた!終わった!」という達成感が子どもの中に生まれたらいいなと。

Izumi

うちの子は「頑張ったー」と達成感の塊です

あと勉強に関ししては、地味に家でコツコツ取り組んできたのは大きいです。その成果を感じられる夏休みとなりました。

次男に挑戦心が湧いてきた気がする

釣り掘でマス釣り体験

あっという間に過ぎ去った1学期でしたが、実は夏休み前に次男が初めて習い事を始めました。

Izumi

まぁ、これもひと悶着あって・・
またそのうちブログに書くつもり

なんにせよ、自信のなさもあって行動に移してこなかった次男が自分から新しい環境に飛び込んだのは前向きになった証拠だと思うんです。

他にも夏休み中は子ども会のイベントなんかもあるんですが、進んで参加する姿がみられました。

去年は私が子ども会の役員だったので必ず私が一緒だったんですよね。だから行きやすいみたいな感じだったんですが

Izumi

私がいなくても朝早くても、しっかり起きて自分一人で参加しに行く姿には成長を感じました。泣

あとは色々な体験をさせたいなってことで夏休み中はお出かけも色々しています。

マイクロミニブタのカフェ

以前より学校に行く頻度は増えましたが、短い時間なので自然と友達関係の難しさみたいなものを感じるようになってきました。6年生だもんね。

幸いにも年の近いいとこが複数人いたり、子ども会のイベントや習い事があるので全く子どもたちとの関わりがないわけではないけど、やっぱり成長期の子どもにとって、人との関りって大切じゃないですか。

とはいえ、そこはもう親のできることの範疇を超えているというか友人関係に関しては本人の努力の部分だと思うので、心配もありますが私の出る幕ではないもんね。

まとめ:親にできることってなんだろな

「6年生に進級したら学校に行かなくなるだろうな」と思っていた私の予想に反し、とっても頑張った1学期。

心の奥では「学校に行ってくれ~!!」という思いは当然ありましたが、もう私自身疲れが限界まで来ており諦めにも近い部分があったので、私から学校に行くよ!と言った声掛けは一度もしませんでした。

まぁ学校に行くと言っても、実際学校の門に入るだけで帰ってきたり、1限(40分~45分)で迎えに行くこともざらにありますし。

その時間と労力がどうしようもなく無駄に感じ、期待しては落ち込むというのは毎日の日課。

Izumi

朝は憂鬱
その点、夏休みって気が楽だわ

それでも踏みとどまっていられるのは、学校の先生たちが環境つくりをしてくれていること、そして何より次男本人が頑張ろうとしていること、そして少しでも頑張ったら達成感を感じて帰ってくるからです。

そうは言っても毎日毎日、来る日も「これでいいのか」と手探り状態。前進と後退に悶えながらも自分の信じる今のベストだと思うものを選ぶしかないんですよね。

どんなに望んでも親は子どもの人生を代わりに歩んではやれないし、反対に子どもをコントロールすることなどできるわけないし。

私にできることは、その日、一日をなんとかやり過ごし、子どもと自分を責めず小学校生活の残りわずかな時間を極力悔いの残らないようすることのみ

Izumi

いい距離感で見守り、支える
←私の目標です

この夏休み、苦手だけではなくて自分の好きを知ること、色々な場所があって色々な人がいて、いろんな仕事あること。

外に出てみないとわからないことってたくさんあるから、次男の中の「楽しい」が少しでも増えたらいいなと思います!

Izumi

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2児のシングルマザー。離婚後の不安をキッカケに高認試験(旧大検)を受験→通信制大学に入学。4年間で最短卒業しその後社会福祉士の国家資格を取得。崖っぷち人生を好転させるべくブログやYouTubeで離婚後の人生を発信してます。

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