先日30代最後の誕生日を迎えました。
19歳、29歳、39歳・・節目になる歳の前は必ずといっていいほど気持ちが焦る。みんなもそう?
もはや恒例行事
人生100年時代と言われるけど、日本女性の平均寿命は80代中頃だと考えると私の人生もあと半分くらいか。
やりたいことは色々あっても、実際は夢物語でこのまま淡々と日々を消費していくだけではないのかと悶々したり不安を感じるそんな日々です。
あー順調に歳をとっている。笑
30代最後の誕生日にやりたかったこと
離婚後欲しいものは全部自分で手に入れる!と鼻息荒く意気込んでいたものの、離婚して8年も経つと当初のようなバイタリティも減少傾向。
見方を変えれば多少の余裕が生まれたともいえるかもしれません。もしくはガス欠状態か・・
そんな私ですが「今年の誕生日は絶対ここで過ごすんだ!」と心に決めていた場所がありました。
それが名古屋にある「執事の館」
かみ砕いていうと、自分が屋敷の主(お嬢様、おぼっちゃまなど)の設定で名古屋市のどこかにあるとされる本宅に帰宅。するとそこで執事たちが給仕してくれるという感じの場所です。
ちなみに帰宅するには『主の手帳』(正規会員登録)が必要。※現在は新規の会員登録がおこなわれていません。
当然のごとく謎のお嬢様ムーブで
今年の誕生日は屋敷で過ごすわ
と思っていたので、主の手帳も作り誕生月が来るのを首をながーーーーーーーーくして待っていたのだけどね。先の予定が組みづらい今の状況も重なり、月日が経つに連れ燃え上がっていた気持ちが落ち着いてしまい結局は行かずじまい。
帰宅は叶わなかったけれど、誕生日当日に使用人たち()から送られてきたメールには心温まる言葉が綴られていました。
例え空想の物語でも自動配信メールだとしても、そこには心のこもった言葉があり自分の中にスッと入ってくる感覚に思いがけない誕生日プレゼントをもらった気分です。
今の状況が落ち着いて自由に動けるようになったら誕生日にこだわらず足を運びたいと思います。
誕生日を迎えて新しくやり始めたこと
誕生日当日は外食するわけでもケーキを用意するわけでもなく至って普通に淡々と過ごしました。
わざわざ誕生日プレゼントという名目を付けて買うほど欲しいモノもない。
その辺で手に入るようなものではもう私の心は満たされない
とはいえ何もないのも味気ないしぃ?なんか嫌だ!寂しい‼︎ということで、今年は物ではなく少し違ったことを自分へのプレゼントにしました。
ノートを付けをはじめた
頭の中では「あれをやってみたい」「こんなこともいいな」といろいろ案は湧いてくるけど、それを現実にしようと努力するまではいかない。←ダメなやつね
なんとなくイメージはするものの漠然としていて、どこから手を付けていいのか検討もつかないくらいに漠然としてる()
そして、ふと冷静に「これが私の本当にやりたいことなんか?」と疑問を抱いては消え・・。きっと多くの人がこういう無限ループみたいなことを繰り返してると思うんだけども。
多分このままだったら一生何も行動せず、自分がやりたいこともやれないまま人生終わるわ。
という所まで来たので、頭の中を整理するためにノートを付けることにしました。
ここには自分の好きなこと、モノ、やりたいこと、夢や憧れなど、とにかく自分の好きを詰め込んだノートにしようと思っています。
子どもたちと大須で食べ歩きしてみた
うちには中2と小6の息子がいるんですが、上の子の買い物嫌いといったらそれはもう・・( ꒪⌓꒪)
「目的を達したらすぐ帰る!」みたいなステレオタイプ男です。
もうさ、顔に「つまらない」って張り紙が付いてるもん
せっかく出掛けても帰りたいオーラ全開でいられると全然楽しくないし、兄弟揃うと未だにふざけ合うので注意するのもウンザリだし気疲れで死ぬほど疲れる。
という理由から私1人で目的のない人混みとかは極力避けていました。
ただ大須の話をチラっとしたら食べ歩きには食いついたので「じゃあ行くか」ということで初の3人大須巡り開始です
ハート型のカラフルストローは見ているだけでハッピーな気分になれる( ◜◡◝ )
と40目前になってもただのストローでこんなにも幸せを感じられる自分に幸せを感じる。
いつもでも小さな幸せを摘める女でありたいものです(めっちゃ難しいけど!!)
大須はB級グルメや国際色豊かな食べ物が隙間なく並んでいて目も嗅覚も大忙し。子ども達も自然と上がるテンション
しばらく来ない間に立派なお店になっていて驚きました。立ち食いになっちゃうけどお店の中で食べれるようになっており子連れにはありがたい。
最近、私と次男の中でブームが来ているチュロス
甘党の次男はさらにチョコデップ
これ、めーちゃくちゃ美味しかった。
ビヨーーーーーン
今フルーツ飴って人気ですよね。見た目もかわいいしなぜか食べたくなる不思議。なんだろねアレ
しかし、私はギャンブルチックな食べ物だと思っている
上手い店だと飴がパリッパリだけどハズレだとベタベタだったりネッチョネチョの時ない?
子ども達は健康な歯だからいいんだけど、私は歯の詰め物が取れるんじゃないかと毎回震えながら食べてます。
この綿菓子めちゃくちゃかわいくない?
実はこれ、機械作なのですよ。
動画撮るのに必死すぎて正面の写真忘れた。韓国の綿飴っぽい
動画貼ると重いんでInstagramのリールかなんかにするかも
満面の笑み
口元だけで伝わる満悦感
子どもほど綿菓子の似合うものはいない
なんともシュールな写真が撮れました
これで500円とか最高
タピオカが飲みたくてふらっと入った初の店
タピオカは大玉で歯ごたえあり。そのうえトッピングしてないのにプリンみたいな大きい黄色の塊もドリンクの中入ってて驚きというか新感覚。
大須に行く前は楽しめるかなーと若干の不安もありましたが、私の心配をよそに二人ともしっかり満喫していました。栄の方まで足を伸ばしたりして、わりと長時間移動してたけど文句も言わず弱音も吐かず。えらいえらい
最近こういうふとした瞬間に「大きくなったな~」としみじみすることが増えました。嬉しいような寂しいような一人エモーショナルチック
ジョーカー2を見に行った
全然話変わるんですけど、行ってきましたジョーカー2「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」
ここからはネタバレを含むので知りたくない方は、プラウザバックでお願いします🙏
ジョーカー2の公開日が誕生日と同じ日だったのを知ったときは「なんというサプライズ!!」と大興奮だったわけですが、さすがに公開初日は行けず。
Xなどで流れてくるジョーカー2の感想を見ては「ん?」という気持ちになりつつもなぜか、絶対に裏切られないという謎の期待を胸に抱きながらいざ参戦。
見終わってまずの感想は
「待って、なにこれ」
私の中のジョーカーは底の見えない悪の権化で、どんな目にあってもジョーカーが好きで好きで仕方のないハーレー・クインなわけです。
(今回の映画ではハーレーじゃなくリーという女性なんだけど、ハーリーン・クインゼル的な立ち位置だと思ってる)
私の中の「こうであって欲しい」という二人の姿とはかけ離れ過ぎていて、もう理解が追いつかないというかショックというか。言語化できない何かがあそこにある
しばらく考えて出てきた言葉は、「結局アーサーはジョーカーに喰われたただの男だった・・・」ということ。
悪よりも人間の弱さが強く出たキャラクターのせいか、最期まで悲惨な人生だった彼がどうしようもなく惨めに感じ、心に穴がぽっかりと空いた感じとでも言うのか
劇中でアーサーが「自分はジョーカーじゃない」と言った時、リーを始めとする多くの人がアーサーに落胆したけれど、この映画を見終えたあとに自分が求めるジョーカーではなかったことにガッカリした私もまた勝手な期待を押しつけた人間側なんだと思ったりして。
もう頭の中がぐーるぐる。
色んな考えが頭に湧いては消え、もう一度前作のJOKERを見返したけど余計にアーサーの生き辛さや不遇さだけがひたすらに印象的というか、なんならさらに上塗りされた感すらある。もうつらい無理
彼の置かれてきた環境に、不運な人生だったとか、気の毒な人だっただけでは終わらせられない心にモヤを残す作品でした。
私はDisneyでもプリンセスよりヴィランが好きなんだけど、悪役が悪でいることって実は難しいことなのかもしれないですね。
そういう意味では悪に全フリし謎の多いジョーカーは嫌なしこりが残らないというか、狂気すら魅力的に写るのかもしれないですね
しばらく引きずるくらい重たい作品ですが、数日、数週間くらい落ち込んでもいい日があればぜひ一度観て欲しい。なんなら感想をコメントにください。小躍りして喜びます