こんにちは!Izumiです。
この記事では子ども用の折り上げ立体マスク(3Dマスク)の作り方と型紙を紹介しています。
前回紹介した基本的なマスクの応用編。バイカラー(2色)での作り方を説明していきたいと思います!
ミシンでも手縫いでも、縫い方は同じなので参考にしていただけると嬉しいです♪
Contents
子ども用「折り上げ立体マスク(3D)」バイカラー編
こちらが今回作る「バイカラー折り上げ立体マスクマスク」です。
応用編ということで、2種類の柄で作るマスクを紹介していきます。
型紙は簡単に作れるので、ぜひお試しください。

出来上がりの目安
- Sサイズ(約)縦10㎝×横17.3㎝
- Mサイズ(約)縦12㎝×横19.3㎝
※縦の長さはマスクを広げた(中央部分)最大の長さになります

上の写真は、7歳(小2)の子どもがマスクをつけたサイズ感。

こちらは9歳(小4)の息子の着用写真。

見た感じはSサイズがピッタリですが、Mサイズの方が呼吸が楽だそうです!
今の時期は暑いので少しゆるいくらいの方が密着感が少なく、付けやすいかもしれません。
折り上げ立体マスク(3D)バイカラー編の材料【共通】

<材料>Sサイズ
※上がり目安(約)縦10㎝×横17.3㎝
- 表面布(縦22㎝×横29㎝)
- 裏布(ガーゼ)(縦22㎝×横29㎝)
- マスクゴム
- 型紙を書く紙
<材料>Mサイズ
※上がり目安(約)縦12㎝×横19.3㎝
- 表面布(縦24㎝×横31㎝)
- 裏布(ガーゼ)(縦24㎝×横31㎝)
- マスクゴム
- 型紙を書く紙
※生地は数センチ余裕を持たせた長さになっています。
子ども用「折り上げ立体マスク」バイカラーの型紙

左右色違いタイプの型紙(Sサイズ)

※縫い代1㎝を含んでいます。

型紙は方眼ペーパーを使うと、とても簡単に作れます!もちろん普通の紙でもok!
左右色違いタイプの型紙(Mサイズ)

※縫い代1㎝を含んでいます。
上下色違いタイプの型紙(Sサイズ)

上下色違いタイプの型紙(Mサイズ)

今回は、上下または左右で布を切り替えるので、型紙を上の写真のように作りたいデザインの型紙に沿ってカットします。
バイカラーで作る折り上げ立体マスク(3D)の作り方

どちらのデザインも途中から同じ作り方なので、同時に説明していきます。
裁断

①先ほど用意した型紙を合わせて、布(表・裏各1枚)を切ります。
※今回使用したガーゼは薄いので2重にしています。
左右色違いデザイン
※裏布(ガーゼ)も同じようにカット
上下色違いデザイン
※同じように裏布(ガーゼ)もカット
縫い合わせ
左右色違いデザイン

②表布を中表に重ね合わせ、端から1㎝(黒の線部分)を縫います。
上下色違いデザイン

同じように、表布を表裏に重ね合わせ端から1㎝(黒の線部分)を縫い合わせます。
そうすると、両方のデザイン共に下の写真のかたちになります。

縫ったところは下の写真のようにアイロンかげをします。

※アイロンがけは省けますが、やった方が作業しやすく出来上がりも良いです
ここからはどちらのデザインも同じ作り方です!
縫い合わせた表布とガーゼを合わせます。中表になるようにしてください。

③表布と裏布(ガーゼ)を合わせ端から1㎝(黒い線の部分)を縫っていきます。
両端は縫わないように注意しましょう!

④縫い終わったら、四つ角を写真のようにカットします。(厚み防止のため)
裏返し
⑤左右どちからの縫っていない部分から裏返していきます。
(写真撮り忘れで違う布写真になってしまいました)
裏返すと上の写真のようになります。ここでもアイロンをかけましょう。
折り上げ部分の作成

⑥生地を裏返して、上下を折り返します。
この時Sサイズであれば3.5㎝、Mサイズであれば4㎝が目安です。

⑦上下を折り返したら、写真のように端から0.5㎝の所を縫います。

裏返すと、こんなふうになっています。

⑧紐通し部分を作っていきます。
三つ折りにして、マスクのゴムが通るように縫います。

ゴム通しが太い場合は1㎝幅だと小さいかもしれません。お持ちのゴム通しが入るサイズを確認しましょう。
縫いつけ

⑨生地を上下に折り返していきます。

写真のように、上下とも開きます。
折り返し具合によってマスク着用時のサイズ感が変わるので、縫い付ける前に顔に当てて調整すると良いと思います。

⑩折り返した部分を縫います。(内側の紐通し部分から0.6〜0.8㎝程の所)
ゴム通し

最後にゴムを通せば折り上げ立体マスクの完成です!


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。