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【不登校児ママ体験記】不登校・勉強が苦手な子どものNG学習と買って良かったドリル・本を紹介!

不登校の子を持つシングルマザーIzumi(いづみ )です

不登校と勉強って切っても切れない問題ですよね。我が家の次男(春から小6)も不登校傾向で色々と悩みを抱えています。

Izumi

もともと勉強が得意ではなかった我が子ですが、不登校になりさらに勉強に対する苦手意識が増えました。

先生

勉強はいつからでもやり直しが効くので大丈夫です

と、毎年担任の先生に言われては「確かにそうだな・・」と思っていた時期もあったのですが、我が家の場合この言葉を鵜呑みにしたのは失敗でした。

長期間欠席した後、なんとか学校に行けるようになっても高確率で勉強につまずきます。

学校は集団で授業を受ける場なので基本個別サポートはありません。不登校からクラスに戻っても勉強ができる子でなければ置いてけぼり状態。

せっかく頑張って学校に戻ろうとしているのに、勉強について行けないことでまた学校が嫌な場所になる。自信を無くす原因に繋がりました。

Izumi

この記事では、不登校で勉強につまずきのある我が子のNG学習法と買って良かった「おすすめのドリルや本」を実例付きで紹介します

参考にしてみてください♪

この記事を書いた人

・アラフォーシングルマザー
・高校2年生で中退
・離婚後の危機から高卒認定試取得
・その後福祉系の4年制大学入学・卒業

花粉と闘ってます
Izumiです
目次

勉強を苦手なままにしておくことで起こる弊害

勉強が苦手だと起こる弊害
  • 授業についていけない
  • 自信を無くす
  • 劣等感を感じる
  • 学校が嫌いになる
  • 不登校に繋がる

とはいえ、親が勉強を教えるのって想像以上に難しいですよね。

Izumi

親子間だと遠慮がないし、苦手なことを教えるのは根気のいる作業です

お子さんの状態によっては勉強をしないことが必要な時期もあると思います。実際に我が子も不登校が始まってしばらくは勉強できない状況が長く続きました。

元気が出てくるのを待って、ゆっくり少しずつ始めていくのが大切だと思います

学校で配られたプリントやテスト

不登校になり授業で使ったプリントやテスト類がドバっと学校から届くようになりました。

いざ「これを子どもにやらせてみよう!」と思っても授業に出席していないので、当然子どもはチンプンカンプンです。

子ども

む・むずかしい・・わからない

苦手を克服させてあげたいけど、苦手なことはやりたがらない。

Izumi

でもこのまま何もしなければ、どんどん周りとの差が広がるばかり

勉強できないことで子どもは自信を無くしていく。まさに悪循環・・・

出来ないままにしておいて将来困るのは子ども自身だ!と思い色々なことを試しました。

勉強嫌いな子に対する注意点とNG対応

注意点
  • 根性論で勉強はできるようにならない
  • 勉強できないはナマケではない
  • 自分や周囲を基準に考えない

私もこれまで沢山失敗してきました。そしてわかったことは・・

勉強を苦手とする子どもに厳しくしたり難しいことをさせてはいけません(笑)

学校も休んで宿題もしないなんて甘えすぎ少しくらいやりなさい

やれば出来るようになる
(数をこなせ!根性だ!)

こういうことを言ったりやったりしていると余計に子どもの苦手意識が発動して

勉強なんて大っ嫌い

というようにマイナスな感情や行動に繋がります

Izumi

始めの頃は苦手克服より得意を伸ばすが大事だと思います。自信が付けば、きっと挑戦するようになると思うのでなるべくハードルを低くしていきましょう

大事なのは教材選び

今は市販のドリルなど本屋でもたくさん売られていますが教材選びは本当に難しいです。

勉強に苦手意識を持っている子どもに合わないものをやらせると、勉強嫌いが加速して逆効果になることもあるので注意が必要です。

Izumi

教材選びを間違えると詰む

勉強に拒否感がある子どもへの教材選び
  • 苦手克服を目的としない
  • 遊び感覚で楽しく取り組めるもの
  • 実学年よりも下の教材を選ぶ

我が家のNG①学校で配布されたプリント

学校のプリントは使えそうですが授業に出てないのでハードルが高すぎます

とくに算数は応用問題になるので基礎が出来ていないと問題が解けないんですよね。なので学校で使っているプリントはあまり使えないことが多いです。

あとは私の教え方が下手なせいか、本人にやる気がないからか、いつの間にか子どもではなく私が解いてる状態になる(不思議現象)

最終的には解けるようになるのが目標なので、まずは基礎を一緒にやってから確認で使うことにしています。

我が家のNG②学校配布の漢字ドリル・計算ドリル

「それならせめて宿題だけでも!」と学校で配られる漢字ドリルや計算ドリルを毎日やるようにしていましたが嫌々感がすごい

学校で配られるドリル
Izumi

見ていると一生懸命やっている時もありますが、たぶん書いているだけで頭に入ってない

うちの次男は書くことが嫌いで特に漢字(書く方)が苦手です。

私は「漢字は書いて覚えるもの」だと思ってきました。だからきっと沢山書けばそのうち覚えると思っていたのですが、子どもを見ているとそうでもないようです。

実際に漢字ドリルで書いたとしても小テストなんかは難しい。

誰でもそうですが嫌いなことをひたすらやっても覚えないし、それどころか余計に嫌いになります

そこで一旦「書いて覚える」学習は捨てました!

我が家のNG③通信学習

一時期、某有名な通信学習をやっていた時期もありました。本人がやりたいといって始めたんですが想像以上に続かなかった・・(苦笑)

Izumi

ちなみに2歳上のお兄ちゃんも同じ飽きてやめました

最近また興味はあるようですが、実学年用しか使えない(例えば5年生が4年生の学習をするのは無理)ようなので、今の状況でやっても難しいだろうなと少し様子見しているところです。

Izumi

ここからは、実際に使っているおすすめ教材を紹介します!

おすすめ教材①医師が考案したコグトレ・パズル

まず一つ目は「コグトレ・パズル

著者の宮口さんによると認知機能の低さ=勉強の苦手に繋がっている可能性があるそうです

Izumi

ちなみに認知機能は下にある5つの丸い図のことです

簡単にいうと、それぞれの力を強くするために「このコグトレで鍛えていこう~!」みたいなドリルです。

Izumi

大人の脳活や高齢者の認知症予防にもいいみたい

上の写真は実際にうちの子どもが取り組んだものです。

コグトレ・パズルっていうだけあって、勉強ではなく遊び感覚でできるものばかりです。

おすすめポイント

  • イラストが可愛くゲーム感覚でできる
  • ひらがなが読める年齢からできる
  • 1日5分取り組むだけでいい

注意点

  • 時間を図って取り組む課題あり
  • 小学生高学年だと物足りないかも?
Izumi

勉強に苦手意識があっても遊び感覚で楽しんで取り組めます

繰り返し使う場合はコピーすればコスパ最高!

親子で楽しむならこれ

漢字が苦手ならこれ!

コグトレ・パズルよりもう少し勉強感があるタイプを紹介します

漢字コグトレ

「漢字コグトレ」

よくあるような漢字を書き写して覚えるタイプのドリルではありません

パズルやなぞなそ風になっていて、ゲーム感覚で解ける問題になっています

スタンプ漢字

↑鏡文字になっている漢字探し

かさなり漢字

↑見本に使われていない形探し

漢字さがし

↑点の中から漢字を探す

先ほどのコグトレ・パズルと同じように5つの認知機能のトレーニングになるそうです。

Izumi

うちの子は漢字が苦手ですが、漢字コグトレは楽しいみたいでゲーム感覚でやっています。

とくに鏡文字なんかはすごく好きみたいで得意げにやっています(私はすごく苦手。笑)

おすすめポイント

  • ゲーム感覚でできる
  • 使い方の説明が丁寧(保護者向け)
  • 1日5分取り組むだけでいい
  • 1年~6年生まである

注意点

  • 子ども一人ではできないものもある
  • 漢字を理解していないと解けない問題がある
  • 他のドリルと比べると少し値段が高い
Izumi

漢字コグトレは中学生向けの教材もあります

小学全漢字おぼえるカード

小学全漢字おぼえるカード

これは元々本のような形で売っているんですが、写真のように切り離して使います

写真を見るとわかるとおり、漢字を面白く覚えることができるようになっています

リングを付ければ、かけ算カードのような感覚で使えます。

Izumi

我が家の次男の場合は漢字を書いて覚えることが苦手なので、読むことを目的として購入しました

おすすめポイント

  • これ一つで1年生~6年生までの全ての漢字が学べる
  • リングに付けられるので持ち運びに便利
  • 苦手な漢字だけをまとめることができる
  • イラスト・カラーで見やすくかわいい

注意点

  • カードを切り離すのが大変
  • 付属のリングの数が少ない(買い足す必要あり)

算数が苦手ならこれ

続いては算数編です

コグトレ計算ドリル

コグトレ計算ドリル

漢字コグトレとは違い、このドリルは通常の計算問題になっています。

学校に持って行き先生に丸つけしてもらってます
Izumi

ドリルを購入する時は、少し学年を下げて好きなページからやることで「これならできるかも」と本人に思わせることを意識しています

次男の場合、計算問題はくり返し解いたことで計算スピードが上がりました!

つなずきをなくす 全分野 基礎からていねいに

つまずきをなくす算数 全分野基礎からていねいに

これもしっかり系の計算ドリルです。ただ、問題が印刷されているだけではなくクマとうさぎの対話形式で説明されていて説明がとっても丁寧です。

1冊でその学年の学習ができるようになっているようで、例えば小4でいうと計算・図形・面積・文章問題までしっかり網羅されています。

ページ数は223ページあるので結構ボリュームがありますが頑張ったら力が付きそうな内容です。

1枚のページに問題がギュウギュウに詰まってないのも見やすいし、視覚的・心理的に取り組みやすそうな気がします。

少し大きめのドリルなので書きやすそうなのも◎ランドセルにも問題なく入りました

Izumi

算数は応用問題なので焦らずコツコツ積み上げていくしかないのかなと思います。

この春休みは親子で毎日頑張ります

同じシリーズで計算・文章問題・図形に集中したたドリルもあります

番外編

ここからは番外編として少し違った視点から勉強に繋がるものを紹介します!

お風呂学習ポスター

Izumi

定番ですが九九と漢字ポスターは我が家でも大活躍でした!

九九は湯船に浸かりながら自分で繰り返し唱えたり、私が7×4は?と問題を出したりして覚えました。

漢字は読みの部分を隠して「これなんだ?」とクイズを出したり、私が読みを言ってその漢字を子どもが探すというゲームみたいな感じで使っていました。

漢字が好きになる!!漢字博士がマンガで解説

漢字がすきになる
表紙は行方知れず

漢字博士がマンガで解説!漢字が好きになる!!

残念ながらうちの子は興味を示さなかったのですが、漢字に興味を持って欲しいなと思って買った本です。

マンガで話が進んでいくんですが、例えば「総画数58画の漢字があるけど知ってる?」的な話であったり雑学好きな子どもにはウケがよさそうな内容です。

「伝える力」が伸びる!12歳までに知っておきたい語彙力図鑑

これは最近買った本「12歳までに知っておきたい語彙力図鑑

元は子どもの語彙力をもう少し増やしたい(気持ちをもう少しスムーズに伝えられるようになるといいな)という目的で購入したたんですが、私もふつうに勉強になる(笑)

小さい子どもが使う言葉~大人でも聞いたことがないようなものまで紹介されているので、年齢関係なく家族で読み回せる1冊だと思います!

Izumi

他のシリーズも気になる

10歳までに算数が強くなる!マインクラフトで脱出迷路

これも最近購入したばかりの本です。

Izumi

子どもと本屋に行ったら興味津々だったので購入

著者によると、パズルをすることによりワーキングメモリと空間認知力が鍛えられるそうです。

ワーキングメモリが低いと忘れ物が多かったり集中力の低下、読み書き・算数が苦手な傾向があると言われています

正直こんなパズルで!?と思いますが空間認知の得意な次男はサクサク解いてる問題でも、空間認知力のない私はめちゃくちゃ悩むし時間掛かる

ということはやはり得意・苦手が反映されているのでしょう。

漫画・コミック・YouTube

あとこれは超・超・番外編なのですが、個人的には漫画(紙媒体)やYouTubeも勉強におすすめです

私自身、漫画とかアニメ大好き人間なのでコミックも集めているのですが次男が漫画本を読み始めてから漢字を覚える(読める)数が格段に増えました。

Izumi

コミックによってはふりがなの付いていない作品もあるので気をつけましょう

YouTubeでもテロップのある動画だと自然と漢字を目にする機会が多くなりますし語彙力も増えます

漫画やYouTubeは好きで見てるわけなので本人になんの苦もないのがいい所。好きなものは自然と身に入ってくるので新しい勉強方法なのでは?と感じています。

まとめ

今回は不登校や勉強が苦手な子ども向けのおすすめ教材を紹介しました。

時がこれば自分で勉強する子もいると思いますが勉強につまずきのあるこの場合、まわりの大人が手を差し伸べてあげなければ難しいと思います。

苦手を克服するのはとても時間の掛かることです。本人のやる気やその日の調子、教える親の余裕や根気も大きく関係してくるので長期戦になります。

Izumi

うちは小学校卒業まであと1年しかありません。もう少し早めに始めておくべきだったと思っています。

いきなり勉強するのは大変なので始めはゲーム感覚で始められるコグトレパズルや迷路、漫画なんかでもいいと思います。

「出来ないを出来るに変える」ってすごく大切なことだと思うんですよね。

子ども達がこれから成長する上で壁にぶち当たることは沢山ありますが頑張ってきた自分・努力のできる自分」というのは自信と強みになります。

Izumi

始めから上手くいったわけではありませんが繰り返しコツコツやったことで出来ることも増えたし、成長も感じています。

時間は掛かるし辛いときもあると思うけど、積み重ねてきたことが「頑張って良かった」に繋がると信じています。

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2児のシングルマザー。離婚後の不安をキッカケに高認試験(旧大検)を受験→通信制大学に入学。4年間で最短卒業しその後社会福祉士の国家資格を取得。崖っぷち人生を好転させるべくブログやYouTubeで離婚後の人生を発信してます。

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