Izumiです
ブログでの告知が遅くなりましたが、2024年8月25日発売の主婦雑誌『サンキュ!8月号』に掲載していただきましたー!
YouTubeでは撮影当日の様子など公開しています。よかったら見てね!
サンキュ8月号に掲載
『シンママ&シンパパのやりくり・家事・子育て』コーナーでシンママ枠で登場しています。
離婚してから普段の生活で大切にしてきたことなど、色々と取材を受けながら4ページに渡って紹介していただいております。
少し恥ずかしい気もしますが、滅多にないことなのでこの機会に読んでいただけると泣いて喜びます。
ちなみに上の写真は離婚して1年目の時に同じく「サンキュ!」に掲載していただいたものです。
思い返してみると、この時には想像もできないほど色々なことが変わりました。
雑誌取材の裏側
できあがった誌面を見て、やっぱり取材受けてよかったな~と改めて思いました。
実は取材依頼の話が来たとき受けるか迷ってたんですよね。とくに今回はシングルマザーの生活に着目する感じだったので「私、どこまで公開できる?」と迷いもありました。
やっぱり取材を受ける以上は、誠心誠意をもって答えなきゃ!って気持ちがあるのでそれなりの覚悟というか、気合いがいったりします。
結果、編集部のみなさまにお気遣いいただいて無理なく取材を受けることができました。
ありがたいことです!
今回受けた取材の中には、通信制大学や資格を取得した話も出てくるのですが
私には、16歳(高2)で高校中退→離婚を機に30代で高認資格→通信制大学卒業という少し変わった経験があります。
(公表しているだけでも)高校中退・離婚・シングルマザーという世間一般的にはマイナスイメージを塊にしたような人間なので、ここだけ切り抜いてみれば上手くいった事例の仲間入りができそう気もしますが・・
現実は在学中に謎の体調不良に襲われ、子どもは不登校になり、国家試験受験で失敗し、再受験はヘルニアで地獄の日々・・
話題に事欠かない人生です。
今では笑い話ですが、当時は死にそうになりながら勉強していたので学位や資格を手に入れた時は本当に嬉しかったです。
でも同時に、こんなに頑張ったのにそれを活かせていないことにモヤモヤしている自分もいたんですよね。
通信制大学卒業後に悩んだこと
これまでの学びを活かせてない
自分の中で長いこと抱えているモヤモヤです。
在学中はもちろん、卒業後も国試の勉強に追われていたので深く考えることもなかったのですが、大学を卒業して国家資格を取得した後に自分の中で疑問が沸いてきました。
私のやってきたことって
意味あるの?
こう感じるのはきっと私が大学に入学する前と、今現在の環境が大きく変わっていないから
自分の学びを活かせていない
私は全くの未経験から福祉系の大学で福祉と心理学を学び、最終的に社会福祉士国家資格を含む複数の資格を取得しました。
ですが大学卒業後は転職せず、地獄釜に半身浸かりながら取得した国家資格を活かす仕事にも付いていません。
「大学卒業したらどうするの?」
「資格取得して転職するの?」
よく聞かれました。
大人になって畑違いの学びに未経験業種の国家資格取得となれば、当然何か目的があるんだろうと思いますよね。
ですが、現状目立った変化はありません
というか正確には「変えていない」というのが正しいです
そしてこの状況こそが、私のモヤモヤの原因
資格を活かせる転職すればいいだけの話じゃん?
という正論100%ごもっともな意見が頭をチラつきますが、それがなかなか難しいというのが現状であり、悩めるところだったりします。
こうやっていうと責めてる感じがしてYouTubeでは濁してきたんだけど、子どもの不登校も理由の一つだったりします(あくまで一つね)
誤解のないように言っておくんですけど、これは私の超個人的選択です。
正直何がベストとかよくわからないけど、子育て含め私自身が後悔しないように今この形を取っています。
それに今現状の仕事・環境が肉体的に精神的にも最も楽なのが一番の理由です。
冗談抜きで、この環境でなければ一家崩壊してると思う
これ以上ない程、恵まれた環境で働けてるのでなんの不満もないし十分幸せです。
とは言いつつも、やっぱそこは人間だから「これでいいのかなー」とか思うし
もういい歳なのに「資格だけ取って何も活かせていないこと」に対する漠然とした不安というか虚無感みたいなのは感じたりします。
まわりとの比較
やっぱり周りを見ていると「私、このままでいいの?」って気持ちになります。まあ、今に始まったことではないけども。
大人になって資格取得目指したり復学する人って目的が明確だし、意欲的で学びに貧欲な人が多いじゃないですか。
とにかく向上心が半端ない
そういう人たちをこれまで見てきて「自分も頑張らないと!」って思ってきたし、刺激になっていい効果もたくさんの場面で感じてきました。
その一方で、変化のないまま過ごしてしまっている自分と、しっかり学びや資格を活かしている人との差に深い溝を感じている自分がいます。
焦りとプレッシャー
これは発信している代償なのかもしれないけど、自分の中のプレッシャーと常に闘っています。
とくにYouTubeはその代表格みたいな感じ。とくに私の場合は自分が挑戦する姿・過程を発信してきたことも大きいかもしれない。
- 何か新しいことに挑戦しなきゃいけない
- 成果になるようなことをしないと
- さらに向上しなきゃ
みたいな感じで、応援してくれてた人にそれなりの成果を届けたい!見せたい!っていう思いが、一丁前に自分の中にもあるようです。
おこがましいかもですけど、私が自分の発信を届けたい相手って「過去の自分に似たような人」なんですよね。
だから自分がいい方向に進んでいけないといけない!っていう謎のプレッシャーを勝手に抱えてたんです。
もはやこれに関しては、自分のなかの呪縛みたいなものだと思ってます
今回の雑誌取材・掲載で感じたこと
そんな呪縛だらけの私ですが、今回の雑誌掲載の経験から感じたことがあります。
人と違うことは強みになる
16歳で高校を中退してから荒れ果てた生活をして生きたこと、離婚の経験やシングルマザーとしての経験、大人になってから始めた高認や通信制大学での学び。子どもの不登校。
自分ってなんでこうなんだろう…って人生が嫌になった時もあるけど、視点を変えてみればどれも希少な体験。
それこそ若い頃は「(悪い意味で)自分は人と違う、劣っている」という感情を強く持っていたこともあったし、防衛本能からか自分をさげすんだ言動に走っていたこともあります。
拗らせまくりで恥の多い人生でした
そういう負の感情や経験が原動力になったのか、いつの頃からか失敗や過去の恥ずかしい話を笑い話に変えるようになり、楽観的に物事を捉えるようになりました。
図太くなったのか開き直ったのか(笑)なんにせよ、嫌な出来事だったとしても体験したことは経験値に変わります。
困りごとが多ければ対策するために知識や知恵を付けるし、辛い経験は人の痛みに寄り添うことを学ぶ機会になります。
そう考えたら少し変わった自分の過去も、いつかどこかで誰かの役に立つことがあるかもしれないし、人と違う強みになるかもしれない。
発信は自分の枠を超える
気が付けば発信を続けて11年以上。細々とやっていますが、私が昔からずっと変わらないものは等身大の自分でいること。
自分の体験を通して誰かに伝えること
これは私が発信を始めた頃からずっと変わらぬ気持ちです。
でも、自分の体験や発信って誰かの役に立ててるのかな?って思う時が度々あるんですよね。先にも話した通り、通信制大学での学びや資格取得なんかがまさにそれです。
ですが、今回雑誌に掲載されたことをSNSで告知した後「見ます!」「買って読みました!」など想像以上に反応をいただけたんです。
そこで感じたのは、発信はカタチを変えて続いていくということです。
色々なカタチがある
高認試験から通信制大学、国家試験と学び続けた6年間は言うまでもなく私にとって大きな経験でした。得たものも沢山あります。
ですが今の仕事(業種)とはまったく関わりのない学びだったこともあり、仕事に活用できるわけでもなく私自身大きく動けるタイミングでもない
今の自分に出来ることなんてあるのか、今後学んだことを活かすことができるのか?悶々とした気持ちを抱えていました。
ですが今回、自分の6年間の学びを雑誌で取り上げてもらうことができました。しかも全国誌で私のSNSやブログ、YouTubeでは届かない層や規模の人たちの目に止まるものです。
例えば↑は今月号のサンキュ!に載っている情報です。私は直接関わっていませんが、シンパパ・シンママ枠のページに繋がっている部分です。
もしかしたら過去の自分がそうだったように、福祉制度の情報を必要としているに届くかもしれない。
雑誌に限らず誰かの口から、SNSの拡散から、自分知らない人の目にとまって自分以外の誰かがそれを繋げてくれるのかもしれない。
そう思ったら自分がやってきたこと、発信している意味がある!と勝手に報われた気持ちになりました。
まとめ
人生ストレートで上手くいくことの方が少ないです。色々な困難があり、遠回りの人生もある。
私はこれからも泥臭く、いいことも悪いことも等身大の自分で発信を続けていきたいと思います。
改めて、取材をしていただいたサンキュ編集者さん、YouTubeやブログ、SNSを通して見守ってくれているみなさんに感謝の言葉を贈ります
いつも本当にありがとうございます!!一方的な発信に感じるかもしれませんが、ブログやYouTubeが支えになって乗り切れたこと、数え切れない程たっっっくさん!!あります。
目に見えて大きな変化をお見せすることはできないかもしれないけど、今は自分のできる方法で学んだことを活かしていきます。
そして、いつかこの経験が目の前の誰かに届くよう腐らずやっていこうと思います。
どうぞ、これからも末長くよろしくお願いします