中卒・高校中退に
不安を感じていませんか?
こんにちは!シングルマザーのIzumi(いづみ)です。
この記事は高校を卒業していないシングルマザー、シングルファーザーの方へ向けた記事になっています。
ひとり親家庭の福祉制度のひとつ「高卒認定試験合格支援給付金」についてお話します。
こんな人に読んで欲しい
- 中学までしか行っていない
- 高校を中退した
- 高校に通う余裕はない
- 高認試験について知りたい
今になって中卒・高校中退であることに不安を感じていませんか?




大丈夫です!
高校には通えなくても、高校を卒業したことと同等に扱われる「高認試験」という資格があります。
仕事探しや進学に役立つ資格です。



私の経験を元に、書いていくので安心して読んでください。
高卒資格を取得したいシングマザー、シングルファーザーの「高卒認定試験合格支援給付金」制度



高等学校卒業試験(略して高認)は3年間高校に通って卒業しなくても、高校卒業した人と同じような扱いをしてもらえる厚生労働省の国家試験です。
高認試験については別の記事で詳しく説明しています。
チェックする


高卒認定試験合格支援給付金とは?
高認試験に合格するためには、国語や数学、英語など8科目~10科目の試験に合格しないといけません。
しかし長い間、勉強していないのに独学ですべてを勉強するのは大変です。
高認試験は難しくないという人もいますが、何も勉強せず受かるほど簡単なものではないです。
そこで、高認試験に合格するための講座や予備校が数多くあります。
しかし、子どもをひとりで養うシングルの場合、学校に行くためのお金が無い家庭も多いです。
そこで国が考えたのが、高卒認定試験合格支援給付金という制度。
高認試験に合格するため講座や予備校を利用した場合の費用を最大で6割支給してもらうことができます。



ひとり親家庭の学び直しを支援することで、より良い条件での就職や転職に向けた可能性を広げ、正規雇用を中心とした就業につなげていくため、「高等学校卒業程度認定試験合格支援事業」を各都道府県・市・福祉事務所設置町村において実施しています。本事業では、ひとり親家庭の親又は児童が高等学校卒業程度認定試験合格のための講座を受け、これを修了したとき及び合格したときに受講費用の一部を支給します。
高卒認定試験合格支援給付金はいくら?
高認試験合格支援給付金は以下のとおりです。
- 受講修了時給付金:対象講座受講費用の2割相当額(上限10万円、下限4千円)
- 合格時給付金:対象講座受講費用の4割(受講修了時給付金と合わせて上限15万円)
受講修了日から起算して2年以内に高卒認定試験に全科目合格した場合に支給



とはいえ、さすがにすべての科目を講座や予備校で勉強しようと思うとお金がかかります。
なので、苦手な科目だけお金を出して勉強する手もあります!
高卒認定試験合格支援給付金制度を利用するには
高卒認定試験合格支援給付金制度を受けるための条件があるので、自分の住む市区町村の窓口に行く必要があります。
窓口
都道府県、市の役場や福祉事務所設置されている町村が窓口となります。
市区町村の子育て支援課や、ひとり親の福祉窓口を訪ねると詳しく教えてもらうことができます。
対象になる講座について
民間事業者などがやっている高卒認定試験対策講座です。(通信講座も可能)



まずは自分で対象講座や予備校を探しておいて、市役所などの窓口に行き、その講座(予備校)が対象になるか確認してから申し込みましょう。
対象者
- ひとり親家庭の親及び児童
(高校卒業者など大学入学資格を取得している人は対象外) - ひとり親家庭の親が児童扶養手当の支給を受けているか、同等の所得水準にあること。
- 高等学校卒業程度認定試験に合格することが適職に就くために必要と認められること。
お母さんやお父さんだけではなく、ひとり親家庭の子ども(児童)も支援の対象になります!
市区町村窓口の、担当者と面接をした上で制度が利用できるか決まります。



高認資格取得で得られるメリット
高認資格が与えるメリット
- 就職先を広げることができる
- 高認取得後、さらに進学できる








通信講座を利用する利点
私は、独学と専門学校(講座)の両方で高認資格を取得しました。
まずは独学で試験を受けて、不合格した科目だけ高認の専門学校で単位修得するかたちを取りました。
なぜそのようなスタイルにしたかというと、なるべく金銭面の負担を減らしたかったから!
いくら給付金が出ると言っても、全教科を講座で取ろうと思うとかなりの自己負担額になってしまったからです。



高認試験はマークシート形式なので、軽く過去問をやれば合格できそうな教科もあります。
どうしても苦手な科目(例えば数学や英語)だけ講座を利用して、あとは過去問を自分でやる方法が個人的にはおススメです!
早く高認資格を取りたい人は、通信教育や高認の専門学校を利用するのが得策です。
講座の利用をオススメする人
- 基礎から学びたい人
- 自分で勉強するのが苦手な人
- モチベーションが保てない人
- 早く高認資格を得たい人
【まとめ】
日本は、まだまた学歴社会です。
私たちシングル家庭は、一般的な家庭と比べ色々な意味でリスクが高い。
仕事をクビになってしまったら・・
自分が病気になってしまったら・・
これらはシングルに関係なく誰にでも可能性のあることですが、やはり夫婦揃った家庭とはそのリスクが桁違いです。
学歴があるからと仕事が一生安定とか生活に困らないわけではありませんが、学歴はあったにこしたことはないです。
世の中が多様になってきていると言っても、実際は「高校くらい卒業していて当然」のような風習がまだまだあります。
私も当初は「高認取ってもすぐに自分の生活が変わるわけでもないし、お金の無駄かも・・」
そんな風に考えていましたが、今となっては思い切って高認を取って本当に良かった!と思っています。



学歴のなさに対する不安要素を減らすだけではなく、自分の出来ること・可能性がグンと増えます!
こういう制度は、みんなが必要としているわけではないので自分から調べたり積極的に聞かねば、教えてもらえないことです。



制度を必要とする人が知るキッカケになったらいいなと思い紹介しました。
高認試験講座を申し込む
ユーキャンで高認試験講座を申し込む場合の手順はこちら。1科目から講座申込できます。※高卒認定試験合格支援給付金制度の対象講座になるかはお住いの市区町村にご確認ください
手続き手順
①検索に「高認」と入力→検索
②高卒認定試験高額指導講座を選択
↓
選択集の講座を申し込む
③申し込む科目をチェック→次へ



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