こんにちは、五月病真っ只中のIzumi(いづみ)です。
母子寡婦福祉会の総会に行ってきました。
あまり聞き慣れない名前だと思いますが、簡単に言えば母子家庭・寡婦(かふ)の人達の集まる会みたいもの。
寡婦()とは夫と死別又は離別し、再婚していない女性、夫のない独身の女性を意味する
ぶっちゃけ総会とかってめんどくさいので、正直乗り気では無かったんですが・・・
母子会で色々お世話なってるので、そこはちゃんと参加しなきゃなってことで行ってきました。
母子会の記事も書いてます。気になる方はどうぞ!
「二度と結婚なんてしたくない」の言葉にほっとした話
母子会も、ここ2年ほどコロナの影響でイベントは減少気味。
それでも、過去に数回参加したイベントでは、比較的若い世代(20代〜40代)が占めていました。
だれか来ているかもしれないし、よそのシンママさんでも見てみよう的な(←どんなん)感じで行ったんですが、この日の参加者の9割が年配のご婦人。
「まぁ、そんなもんだよな」
少し早めに会場入りした私はひとり椅子に腰掛け会が始まるのを待っていました。
しばらくして、横の席にご婦人が2人。
暇すぎて1人ぼーっと座ってるだけの私の耳に、自然とふたりの会話が入ってくる
そのうちに、話題が再婚に移り変わる
そうするとすかさず、もうひと方のご婦人が
「私も離婚しとるけど、二度と結婚なんてしたくなかったわ」と
拳の入りまくった口調で「二度とッッッ!!」ってめっちゃ念を込めて力説。じきに「ははははっ」と笑ってたけど
その言葉を聞いて「ほっ」としたというか、安堵感のようなものを覚えた私。
フルスロットルで駆け抜けてきた6年間
離婚から6年。離婚後すぐに資格取ったり大学で学んだり、思い返せばこの6年間ひたすらに走り続けてきた。
それがこの春に4年間通った大学を卒業して、一旦落ち着いた。以前に比べれば時間と心に余裕ができた(ように思う)
そういうこともあって最近、長年の夢であったマイホームをまた真剣に考え始めていて。実際にハウスメーカーに足を運んだりしている。
将来の身の振り方を考えねば・・といったところ。
上の子も来年の春には中学生。(もう中学生だよー信じられない信じたくない)
子どもの成長は嬉しいけれど、親としては当然不安もあって手放しで喜べることばかりではない。
私も着実に年齢が上がってきて、そう悠長なことは言ってられなくなってきた。
自分はいつまでも若いと思ったらとんでもない勘違いだ。
色んなことを決めていかなきゃいけない。何となく、ぼんやりとしたイメージでいい時期はもう過ぎてるんだなって思ったら急に焦り始めた。
世間一般論の考えは捨てるべし
つい最近、本屋でめちゃくちゃ気になるタイトルの本を見つけた。
そう、シングルマザーという道を選んだ時点で、私は世間一般論で考えていいわけなどない。
普通の夫婦揃った家庭とは違うのだから、そこを勘違いして物事を進めようとすると間違いなく詰む。下手したら完全アウト。
「人と違う道を選ぶということは、それなりに苦労することになる」こんなことは分かりきってるはずなのに、どこかで一般論で考える自分がいた。甘いわっと自分に突っ込んでる。
なんか色々考えると、やっぱ「一人では限界があるのかな~」なんてことが頭の中に湧いてくる。
当然世の中には、シンママでもバリバリやってる人はごまんといるんだけど。
私、そんなに強いタイプでもないしな..(こういうとこがダメなんよ)
再婚組の多さに不安を覚える
不思議なことに私の知ってる離婚経験者は9割が再婚組。
離婚経験者ならば、ご理解いただけるだろうが、離婚ってめちゃくちゃ大変なんです。ほんとに。
軽く寿命5年は縮んだ
死別じゃない限り、何かしらの問題があって離婚を選択してるわけだから、皆んなそれなりに修羅場をくぐり抜けてきたと思っている。
そんな修羅道を通ってきたのにまた結婚するって、やっぱり人間は一人でいることよりも誰かを求めるものなのか?と不思議でならない
皆すんごいエネルギーだなと感心するばかり。
※再婚反対派ではありません
離婚に至る経緯も、考え方も、事情も人それぞれ。
この辺りが面白いところだなと思うのも事実。
「結婚なんて二度とごめんだわ」と思っていても、人生何があるかはわかりませんからね。
もしかしたら何かで弱気になったりとか、もしかしたらディズニープリンセスのような運命の出会いがあるかもしれない。
ヴィラン派の私には無縁なことか。
でも現実問題として、一人での生活に限界みたいなものを感じる時だってこれからあるかもしれない。
私もいつか、再婚したいな〜って思うのか、
いや、年取ってそういうのを切望する時が来るのかって考えたら怖くなっちゃって。
五月病のせいかもしれない。
そうだ、きっと全ては五月病のせいだ
あのご婦人のように「二度と結婚なんてしたくない!」という考えを貫いている方もいらっしゃると知り、ほっとしたというか安心したというか。
そもそもが私の場合は、結婚に向いてない人間なんだと心底思い知ったので、再婚という選択はありませんが。
とかいって、将来再婚してたらわらえる
総会を終えた帰り道
弱気な心は、ひとりで責任を負うことからの恐怖心から来るものなのかもしれない
こういう自己解釈で終わりました。
乗り気ではない総会でしたが、思わぬ実りがありました。
念のためにもう一度。
再婚を否定しているわけではないのであしからず
幸せは人それぞれ
一度しかかない人生、自分軸で生きていきましょう