今回は、通信大学のレポート学習について書いていこうと思います。
以前、通信大学の学び方について記事を書きました。

ちょうど昨日、7月のレポートを必死になって仕上げたところなのでかなりタイムリーなお話ができるかと思います。
レポート期間
レポートの提出期間は毎月1日~7日の1週間。
ちなみに提出できる期間は5月~2月
この提出期間に向けてレポートを仕上げて合格を目指します。
レポート課題
・学習を進めるためのポイント
・レポートで学ぶ範囲の説明
・レポート学習で学んで欲しいポイント
・提出課題についての注意書き
この4つが学習を進めていく上での大事なポイントになります。
実際の課題
昨日仕上げたレポートを例に取り上げてみました
(ちなみに、この科目は一度もスクーリング無し)
第1回目レポート提出→合格→第二回レポート提出→合格→終了試験→合格→単位取得の流れで進んでいきます。
<科目>精神保健学
・第一回提出課題
課題1→精神保健とはどのような状況にあることか考え、ライフサイクルの各時期における精神保健の課題を論じなさい。(文字数1600字以内)
課題2→精神保健活動をどのように進めたらいいかを考えながら、個別的課題についてひとつ取り上げて客観的資料を用いて論じなさい。(文字数1600字以内)
・第二回提出課題
課題1→精神保健活動の実態を、家庭・学校・職場・地域という生活空間ごとにまとめるとともに、具体的活動の進め方について論じなさい。(1600字以内)
課題2→わが国の地域精神保健施策を概括し、諸外国の精神保健について気付いたところを述べなさい。(1600字以内)
この課題に沿ってレポートを書いていくんだけど、ハッキリ言って始めの頃は
困ることが多かった。
事前に講義を受ける訳でも、説明を受ける訳でもなく。
目の前にあるのは、ただ単に学習のポイントが書かれたA4サイズの用紙5枚+指定教科書のみ。
教科書と学習の手引きだけを頼りに、見たことも、聞いたこともない課題について書くことになります。
福祉に関わったことが全くない私にとっては、何がなんやら…さっぱり。
何から手を付けていいのか…お手上げ状態でした。
レポートの進め方
悲観していても、状況は良くならないので前に進むしかありません。
①学習のポイントを読む
レポートで何を求められているかを理解する。
なんだかんだでこれが一番大切な気がします。
②テキストを読む
一にも二にも、とにかく読む。もうこれしかない!
③骨組み(文章構成を考える)
大事なポイント部分を、ザーっと書いていきます。
④読み返す
⑤肉付け
不足している部分を補うために、参考文献を読んで文章に足していく。
⑥要約
無駄な部分は削って、レポートの文字数に合わせるように作っていきます。
*ちなみに、③〜⑤の文章を作る段階で私はいつも3000字くらいになってしまうんだけど、レポートの文字数は大体半分の1600字なので、半分以上は削ることになります。
⑦清書
レポートはPC入力でいいものと、手書き指定のものがあるのでそれぞれに合わせて仕上げていきます。
⑧提出
これもPCのデータで送れるパターンと郵送タイプの2パターン。
以上が私がレポートを書く流れ。
レポート作成で難しいと思うポイントは、分からない部分があっても基本、自分で調べるしかないことです。
ここでつまづいてしまうと、本当に何にもできなくなります。
こんなに一生懸命書いたのにレポート不可、再提出ともなると・・・

まさに感かんじ。
しかし、ここで諦めてはいけません。
テキストだけでレポートを書いていると、自分の書いていることは的を得ているのか?不安になってくることがよくあります。
それでも、提出しない限り一歩も前には進まない!思い切って出してみるのも手です!合格・不合格ともに、先生によって添削、コメント、アドバイスを加えてレポートを返してくれるので。
まれに、先生のアドバイスや指摘されている部分が理解できない!というのはあります。どうしても分からない部分は、大学の事務局を通してやりとりができるようなので、活用するのもありかもしれません。
とにかく諦めずに書き続けること
ただし、人間そうモチベーションは続きません。
まして勉強以外に仕事、家事、家族のこと、色々忙しい中で勉強をするわけですから。
ONとOFFをつける

1ヶ月の勉強時間
これはスクーリングや試験の有無でかなり、時間の変化がありますが、自宅でのレポート学習だけで考えた場合。
勉強しているのは1ヶ月の半分程度です。
仕事と家事が終わって、毎日毎日勉強ばかりしたくないし、他にもやりたいこと・やらなくてはいけないことは沢山ありますからね。
レポート期限の1週間前~レポート提出期限中の約2週間を集中的に学習週間にしています!
平日は2〜3時間程度
休日は6時間程度
(休日は子ども達がいるため、まとまった時間は難しいけれど、ちょこまかやってます)
挫折しないポイント
通信大学で学ぶのに一番大切なのは自己管理だと思っています。
最短での卒業を目指すのならば、いかに綿密な計画を立て実行していくか。
なぜならば、卒業するためにはレポート以外に、必要な単位数スクーリングに出席する必要があり、開催場所を考えると年に2回程度しか出席できるチャンスがないからです。
レポート学習の最後はかならず修了試験で合格する必要があるけれど、その修了試験も年に6回しかチャンスがありません。
毎月1つでもレポートが遅れれば、最悪の場合履修するのは翌年です。そしてその翌年には新しく履修する科目が増える。もちろん出席しなければならないスクーリングが増え、日にちが被れば同時に出席することは出来ず、レポートも初めから書き直しです。(持ち越しは2年の為)
これほど勿体ないことはない!
ということで、対策はこれ
事前に計画を立てる
・今月は○○のレポートを仕上げる!
・〇日になったらレポートを書き始める!
この2点を事前に決めておくだけで、レポートへの取り掛かりが全然違います。
あと〇日したらやり始めるんだ!っと具体的に決めておくことで自分の意識を持っていくことが楽になります。
ご褒美を用意する
私の場合は、レポートが書けたら
・海外ドラマを観る!
・映画を観る!
・ブログを書く!
など自分の好きなことやるなり、お楽しみを考えておくことです。
しかし、生活していれば思うようにはいかないものです。
自分のやる気とは裏腹に、時間が取れない・・・思うように進まない・・・
私も今月はまさにそうで、結局レポート締め切り日の夜8時に子供たちを連れ、郵便局にレポートを持ち込んで提出しました。(最終受付は23時)
「諦めて、来月にしようかな・・・」とも考えましたが、3日前から夜中まで必死にレポートを書いて、翌朝も早く起きて書いていて。
それが無駄になるのがどうしてもいやで。
ここまでして書いても、また再提出になるかもしれないけれど、今私がやれるべきことはやったので、ものすごく清々しい気持ちです。
結果はなんにせよ、必死にやること自体が大切で。
一定のモチベーションを保つためには、自分の決めた最低限のルールをやり続けることがポイントな気がします。
結局は精神論的な感じになるんだけど、やっぱり、どれだけフォーカスできるかだと思うのです。そして、何度失敗しても負けないで起き上がる力。
これに尽きる。
と言っても、人間辛いことは続かないのでどれだけ楽しくやり続けるか・プラスにもっていけるかが、一番重要なことかもしれません。

