こんにちは、Izumi(いづみ)です
就学援助制度について簡単に説明します
子どもが小学校・中学校に通い出すと毎月の集金というかたちで、給食費や教材費などの支払いが発生します。
学校の集金が払えない・・
毎月の生活が大変、病気で思うように働けなくなった、離婚して収入が減った。
このような理由で小学校・中学校の集金を支払いに困る可能性がある人は知っておきたい制度。それが「就学援助制度」です。
就学援助ってなに?
・就学援助費制度の内容
・利用できる人
・就学援助の利用方法
就学援助費ってなに?
簡単に説明すると就学援助費は、学校集金の支払いが金銭的に困難な家庭が使える制度です。
所得が低いことが制度の利用基準になるので、ひとり親に限らず両親が揃っていても要件が合えば利用可能な制度です。
ひとり親でも所得(収入)が多い場合には対象外になります。
「ひとり親」とは母子・父子・寡婦のことです
制度を使うには審査が必要で申請により必ず支給される制度ではありません。
学費の一部が支給される
学用品費/体育実技用具費/新入学児童生徒学用品費等/通学用品費/通学費/修学旅行費/校外活動費/医療費/学校給食費/クラブ活動費/生徒会費/PTA会費/卒業アルバム代等/オンライン学習通信費
小学校入学・中学入学のタイミングで入学準備費が支給される
小学校と中学校入学時に、入学準備金が支給されます(金額は自治体で異なる)
基本的にこういった制度は認定日により支給の有無が決まります。
4月1日時点で認定されている→支給対象
4月2日に認定→支給対象外(減額支給)
入学時は多くのお金が必要となるので、制度を使用したいと考えている場合は早く申請を済ませておくことをおすすめします。
就学援助制度はどんな人が対象?
対象者
対象者は大きくわけるとこの2つ
準要保護者
準要保護者ってなに?
・住民税非課税世帯
・児童扶養手当の支給対象者
・国民年金・国民保険の免除を受けている
わかりやすく言えば、所得があまり高くない人が使える制度です。
ですが就学援助は、子どもの人数や世帯の所得(収入)により審査されるので上記に当てはまらない家庭も対象となる可能性があります。
就学援助を利用するには?
就学援助制度を利用したい場合は、役所や子どもの通う学校に相談しましょう。
最近は学校が窓口になっている場合が多いようです
どうやって言えばいいのかな
「就学援助費制度のお話を聞きしたいです」と言えば大丈夫!
支給決定までの流れ
自治体により多少の違いはあると思いますが、基本的な流れはこのような感じです。
①学校(役所)に相談
②申請書の記入
③審査
④結果通知
申請は毎年必要で所得により継続・停止が行われます。
支給決定後
学校集金は基本的に口座引落しになっており、就学援助費の支給決定が行われても学校による毎月の集金はあります。
自治体により異なりますが、就学援助費は年に数回(2~3回)にわけて銀行口座に振り込まれることが多いようです
なので就学援助費は支払った集金分が後から戻ってくると考えるとわかりやすいです。
迷ったら相談しよう
今回は就学援助費について説明しました
学習援助支援制度は、経済的支援を必要とする小学生・中学生の保護者に対して行われる制度です。
制度を利用することで学用品や給食費などの集金、修学旅行費等を一部支給してもらうことができます。
利用するにはお住まいの市区町村の役場または、子どもの通う学校で申請の手続きを行うことが必要です。
支給対象者は自治体により違うので該当するかどうか気になる場合は、市役所や学校に一度相談してみてください。